足の仕組みと疲労の関係性
こんばんは!
本日は
足の仕組みを知っていただき
足と疲労の関係性についてお話させていただきます。
体重を支える足の仕組みとは?
ジャンプやダッシュなど、
身体の中で、足は一番衝撃を受ける部位です。
多くの筋肉や腱で全体重を支えています。
着地すると、
衝撃を吸収する為に足底アーチがつぶれ、
衝撃を吸収します。
その時、
足底筋膜は伸びて、かかとは外に反ります。
そして地面から足が離れると、
足底アーチは元に戻り、
次の着地時に衝撃を吸収する準備をします。
スポーツ中やスポーツ後に
「足がだるい」という感覚になったことはありませんか?
実は足の疲れと足底アーチには
深い関係があります。
足底のアーチは、
ランニングやジャンプなどで体重がかかるたびに
ばねの様な働きをします。
このばねの働きが体重を足全体で受け止めるように分散し、
衝撃を吸収しています。
しかし、
この足底アーチは長時間の運動や、
かかとが外に反りすぎてしまうことで、
元に戻る力なくなり、
徐々に下がってきます。
下がったアーチは
伸びきったばねの様になり、
衝撃を吸収しきれずに
足の疲れやケガにつながります。
- 足底筋膜炎
ランニングやジャンプで足底筋膜が
無理に引き伸ばされることにより発生。
足裏のかかと部や
足裏全体に痛みが出ます。
- シンスプリント
足底アーチが下がることで、
足で衝撃が吸収しきれなくなることが原因。
負担が膝下にもかかり、
ふくらはぎの内側に痛みが出ます。
練習量が急激に多くなる時期に起こることが多く、
また偏平足の人に起こりやすいケガです。
運動中に足がむくみ、
足の動きが鈍ってしまうことはありませんか?
これには足の血流が大きく影響しています。
血液は動脈を通って身体をめぐり、
静脈を通って心臓に戻ります。
足をめぐった血液は重力に逆らって心臓に戻ります。
その際に大きな働きをするのが、
ふくらはぎの筋肉です。
ふくらはぎの筋肉が
ポンプのように収縮することで、
血液を心臓に送り返す手助けをします。
しかし、
疲れたり同じ姿勢でいると、
この機能も低下します。
血液が心臓に戻りにくくなることで、
足に血液がたまりやすくなり、
足がむくんだり、だるくなるということにつながります。
足がむくみやすい、疲れやすい状況
- 長時間立ったままでいる
- 長時間座ったままでいる
- 運動中や運動後
足をむくんだまま放置をすると、
ケガのリスクが上がったり
思わぬ痛みが生じる可能性があります。
クールダウンやストレッチを正しく行い、
疲れ知らずの体を目指しましょうね!