こんばんは!
昨日は運動前のウォーミングアップについて
お話していきましたね。
今回は運動後における
クーリングダウンについてお話していきます。
まず、クーリングダウンとは
簡単に言えば、運動などで動かした際にたまった疲労を
いち早く回復させるために行います。
翌日に疲れを残さないため
運動をしていない人でも
疲れがたまっている方は取り入れてあげるとよいです!
クーリングダウンではどのような目的で行われるのか?
詳しく説明していくと以下の4つがあげられます。
- 疲労回復
筋肉中に発生した疲労物質を流してくれるので早期に回復することができます。
- 外傷・障害の予防
疲労した筋肉は柔軟性がなくなり固まってしまいます。
その筋肉を伸ばすことで柔らかい筋肉の状態を保つことができます。
- めまい、吐き気、失神を防止する
急激に運動をやめた場合一気に血圧が下がり
めまい、吐き気、失神を起こしてしまいます。
徐々に運動強度を下げることで
緩やかに血圧を下げることができます。
- 精神的に落ち着くことができる
1日に複数の試合があるとき、
仕事にひと段落がついたとき、
集中している時間が長いと
その分筋肉も緊張しているので
クーリングダウンによって緊張を解くことができるので
気持ちの切り替えとしても重要です。
クーリングダウンは大きく二つに分けることができます。
- パッシブリカバリー(消極的休養)
自らの動きのないクーリングダウンになります。
例えば、
アイシング、お風呂(半身浴)、マッサージ
などがあげられます。
- アクティブリカバリー(積極的休養)
自ら動くことで行うクーリングダウンです。
軽い運動で血流を促進し疲労物質を流します。
例えば、
ウォーキング、ジョギング、水泳、ストレッチ
などがあげられます。
この2つのリカバリーをかけ合わせてあげると
効率よく身体の疲労をとることができます。
身体を動かすと筋肉中には疲労の原因となる代謝物が産生されます。
アクティブリカバリーとして適度な有酸素運動を行うことにより、
この代謝産物を早期に除去することができます。
運動後何もしないで終わった時と比較すると、
代謝産物の除去スピードは2倍近くも速くなるのです。
またウォーミングアップと同様に、パッシブリカバリーも補助的に取り入れることによって
疲労回復や傷害予防としてより効果を発揮することができます。
クーリングダウンというのはスポーツをやる上で欠かせないものになります。
練習の内容、時間また試合の結果などでやったりやらなかったり
といった風にはならずに必ず運動の後には行いましょう。
またこのクーリングダウンは普段の生活でも
身体が疲れた時などに応用して
疲労をいち早く回復させるために行うとよいです。
健康な状態を、
ケガのない生活を
していくためにも
しっかりと身体のケアをしていきましょう!