消極損害の逸失利益について | 千葉市のありがとう整骨院グループ

交通事故後の負傷の施術・リハビリも自信があります
ありがとう整骨院 本千葉院
タップで電話発信
ありがとう整骨院 西千葉院
タップで電話発信
ありがとう整骨院 千葉寺院
タップで電話発信

消極損害の逸失利益について

2017/03/17 | カテゴリー:スタッフブログ

こんばんは!

 

以前、人身損害は財産的損害と精神的損害に分かれていて、

さらに財産的損害は積極損害と消極損害に分けられます

というお話をさせて頂きました。

 

↓ ↓ ↓ 以前のブログはコチラ ↓ ↓ ↓

交通事故の被害者が請求できる「損害」とは?

 

「交通事故 賠償」の画像検索結果

 

その消極損害に当たるものの中で

「逸失利益」というものがあります。

 

今回は、その逸失利益についてお話させていただきます。

 

逸失利益とは?

 

逸失利益の定義は、

「事故の後遺症や被害者の死亡によって

本来得られたはずの利益が損なわれたとき、

それを損害として請求できる」

というものです。

 

例えば、

年収500万円の会社員(45歳)が

交通事故に遭って働くことができなくなったとする。

 

「サラリーマン」の画像検索結果

 

もしこの人が事故に遭わずに、

ずっと健康なままでいられたら、

あと20年は働けたはずですよね?(65歳定年の場合)

 

つまりこの人は、

交通事故によって1億円の損害を被ったことになります。

 

このように

逸失利益はその人の年齢から

あと何年働けたのかを設定し、

そのうえで事故に遭っていなければ

稼ぐことができたはずの金額を算出して

加害者に賠償請求するものなのです。

 

では、

簡単に逸失利益の計算式を紹介しておきます。

 

  • 後遺障害逸失利益の計算式

基礎収入(年収)× 労働能力喪失率 × 中間利息控除係数

                   (労働能力喪失期間に応じた)

 

  • 死亡逸失利益の計算式

基礎収入(年収)×(1-生活費控除率)× 中間利息控除係数

                    (労働能力喪失期間に応じた)

 

 

ちなみに

上記の計算式はサラリーマンを想定していますが、

就職をしていなかったり小さい子供であっても

別の計算式を用いて計算ができます。

 

「子供 影」の画像検索結果

 

 

  • 18歳未満の後遺障害逸失利益の計算式

男女別平均賃金(年収)× 労働能力喪失率

    ×(67歳までの中間利息控除係数-18歳までの中間利息控除係数)

 

  • 18歳未満の死亡逸失利益の計算式

男女別平均賃金(年収)×(1-生活費控除率)

    ×(67歳までの中間利息控除係数-18歳までの中間利息控除係数)

 

 

任意保険に加入していない人もいるので、

この確認はすごく大事になります。

 

ただし、

警察に通報すれば後から

「交通事故証明書」

相手を確認することもできます。

 

「交通事故証明書」の画像検索結果

 

よくわからなくなり正常に対応ができなくても、

とにかく警察に通報することが一番ですね。

 

スタッフブログ一覧へ戻る

営業時間
本千葉ありがとう整骨院

住所

アクセス

  • 電話番号
  • ネット予約
  • お問い合わせ
西千葉ありがとう整骨院

住所

アクセス

  • 電話番号
  • ネット予約
  • お問い合わせ
千葉寺ありがとう整骨院

住所

アクセス

  • 電話番号
  • ネット予約
  • お問い合わせ