本日は搭乗者傷害保険のお話しをさせていただきます。
この保険に加入している自動車に乗った搭乗者が交通事故でけがをしたり死亡してしまったりした場合、その過失に関係なく補償してくれます。
ここでいう『搭乗者』とは
自動車の運転者(ドライバー)
助手席や後部座席の同乗者
のことです。しかもこの保険を使っても等級が下がらないという特色があります。
等級とは
任意保険には無事故であり続けている優良ドライバーに対しては毎年保険料を安くし、事故を起こして保険を使ったドライバーには保険料を高くするという『ノンフリート等級別料率』が採用されているんです。
等級は1~20まであり、数字が大きいほど割引率が高くなります(最初は6等級からスタート)。事故を起こさなければ毎年1等級ずつ上がり、保険料の割引率が増えるという仕組みです。
また搭乗者傷害保険は加害者からの損害賠償金、自賠責保険、各種傷害保険などと関係なく支払われ、請求した場合も比較的簡単に保険金が支払われる傾向があるんです。