こんにちは!
今回は、搭乗者傷害保険の支払方法の続きで2つ目の「部位症状別払い」についてと、
4つ目の任意保険の「人身傷害補償保険」についてお話していきます。
部位症状別払いは、回復に要した日数とは関係なく、
むち打ち5万円、腕の骨折35万円、
足の切断100万円などと部位ごとに
決められた金額が支払われます!
日数払いと比べると支払い基準が明確です!
前回の日数払いと今回の部位症状別払いでは、どちらが良いのかという
判断は難しいですが、保険のプランによってあらかじめ支払方法が規定
されていることもあるので、よく確認したうえで決めることが大切です!
続いて人身傷害補償保険についてお話しさせていただきます!
この保険は、記名被保険者(保険を申し込んだ契約者)とそのご家族、
および同乗者が対象です!
その人たちが契約車両に乗っている時の自動車事故で死亡したり
ケガや後遺障害を負ったりした場合、契約額の範囲内で保険金が
支払われます!
ここまでの内容だと、搭乗者傷害保険と区別が難しいかもしれません!
なのでここからは人身傷害補償保険の特徴についてお話します!
人身傷害補償保険の特徴としては、
①自分の過失の有無に関わらず、実際にかかった損害を契約額の範囲内で補償してもらえる
②示談交渉の成立に関係なく保険金を受け取れる
③契約車両以外に乗っていた時の事故や、歩行中の事故も補償される
④単独事故も補償
⑤相手が無保険車の場合も補償
のような特徴になります!
いくつか説明していくと、
例えば交通事故を起こし自分も重症を負い、1000万の損害が出たとします!
その際の過失割合が自分4割、相手6割だった時、相手の対人賠償保険からは
自分の過失分4割が減額された600万円しか支払われません。
残りの400万円は自己負担となります!
しかし人身傷害補償保険に加入していれば自己負担額の400万円が支払われる
ため、自分が被った損害を全て保険でまかなうことが出来ます!
また自分の不注意でブロック塀やガードレールなどに
ぶつかった時など、相手のいない
単独事故の損害も補償されます!
さらに、任意保険に加入していない無保険車が相手の場合は
自賠責保険の範囲でしか補償されませんが、そんな時も人身傷害補償保険が
不足分を全額補償してくれます!
搭乗者傷害保険も今回ご紹介した人身傷害補償保険もそれぞれに
メリットがあるので加入しておいた方が安心です!