こんにちは(゜_゜)
本日は脊椎の生理的弯曲についてお話していきます。
多くの患者様は生理的弯曲が崩れて様々な症状が出てしまっている方がほとんどです!!
脊椎は重たい頭(成人の頭の重さは約5キロ)を支えるのにS字のカーブを描いています。
これを生理的弯曲といいます。
この生理的弯曲はとても大切な役割をしています!
それは重力を分散する役割として約5キロもある頭を支えるために筋肉の負担を和らげてくれます。
このS字のカーブは頸椎が前弯・胸椎が後弯・腰椎が前弯しているのが正常です。
このカーブがなんらかの原因で崩れてしまうと重力の分散がうまくいかずに一点に負担がかかるようになってしまいます。
S字カーブの崩れとは弯曲が強くなるものと弯曲が少なくなる場合があります。
弯曲が強い場合は猫背やおなかが前に出るような姿勢になってしまいます。
例えば仰向けで寝たとき腰と床の間に隙間ができてしまう方・・・
心当たりがある方は弯曲が強い証拠です!
逆に弯曲が少ない場合は背中が真っ直ぐになり一見姿勢がいいように見えますがこれも正常な状態から外れた形になり一点に負担がかかるようになってしまいます。
この2つどちらもクッションの役割が弱くなってしまうので筋肉の負担が大きくなり長時間にわたると骨の変形や様々な症状が出てきてしまいます。
症状
- ストレートネック・・・頸椎の前弯が少ない状態
- 猫背・・・胸椎の後弯が強い状態
この二つはS字カーブが崩れたときの代表的な症例で、聞いたことがある方もたくさんいらっしゃると思います。
この二つの症例、全く逆の歪みに思えてしまいますが実は猫背で弯曲が強くなることで身体は重心を支えるために頸椎の弯曲が少なくなります。これは、どこかの歪みを補うようにしてほかのところが歪んでしまうということです。
猫背→ストレートネックときたら腰椎はさらに弯曲をしてバランスをとったりしてしまいます。
腰椎の前弯が強くなることで反り腰になってしまい腰痛を引き起こしやすくしてしまいます。
このような形で結果S字カーブ全体が歪んでしまう悪循環に陥ってしまいます。
横から見たときに耳の穴、肩関節、大腿骨大転子、外果(くるぶし)
これらが一直線に並ぶような姿勢。
ぞくにいうゴールデンラインになります!!
この姿勢が正しい姿勢になります(^_-)-☆
今お悩みの症状、もしかするとこのゴールデンラインが崩れて起きてしまっているかもしれません!
詳しくは当院まで(^_-)-☆
本日は以上です( ˘ω˘ )