こんにちは!!
千葉寺ありがとう整骨院です!!
私たちを憂鬱にさせる『梅雨』のシーズンになりました。
今回はそんな梅雨の時期の体の不調についてです!
梅雨が体調に与える影響とは?
朝起きて雨が降っているとなんだか気持ちも滅入ってしまいますよね。
そんな時、気づいたら心だけじゃなく、体調も悪いなんてことありませんか( ゚Д゚)???
梅雨の時期に体調が悪くなる方が多いです。
その理由は、こちらの2点が大きく影響しているといわれています。
① 梅雨前および梅雨時は、低気圧により、副交感神経が優位になります。
ですから、身体が“お休みモード”になってしまい、『だるい』『やる気がでない』といった症状を感じやすくなります。結果、活動量が減り、『血めぐり』が悪くなってしまうのです!!
② 気圧の低い状態は、炎症物質(発痛物質)であるヒスタミンの分泌が多くなると言われています。
そのため、肩こり、偏頭痛、腰痛などがひどくなる人も増えるのです。
ヒスタミンは、身体を緊張させる交感神経を刺激するので、身体は「ストレス」を感じやすくなります。
ストレスを感じた身体は、“戦闘モード”となり、末梢血管を収縮させ、手足の先まで血がめぐりづらくなり、こちらも『血めぐり』が悪くなります。その結果、手足の先の冷えにつながってしまいます。
ではいったいどんな対策をしたらいいのでしょうか。
Ⅰ、食事
梅雨のシーズンは胃腸の動きも衰えやすくなりがちです。この時期の暴飲暴食は、胃腸に負担をかけてしまい体調不調の原因に!梅雨の間だけでも、食事の量を通常より3分の2程減らしてみましょう。
また、食事をする時はゆっくりとよく噛んで食べるようにします。食べ物を口に入れたら、呑み込むまで30回以上噛むと満腹感を得られると言われていますゆっくり噛んで食べる事で、暴飲暴食を防ぐ事が出来ます。
冷たい物や甘い物、生ものなどのとり過ぎは体が冷えやすくなってしまいます。人の体が冷えると新陳代謝の機能が低下してしまい、老廃物の排出がスムーズに出来なくなる事もあり、それが原因となって、下痢、腹痛、むくみなどを引き起こしやすくなりますので注意が必要です。
気候の変化で機能が低下する梅雨の時期には体を温めるものを積極的に取り入れましょう。
例え
・栄養素では…
- ビタミンB群…疲労感、体力不足
- カルシウム…ストレス
- カリウム…食欲不振
- 亜鉛…免疫力の低下
・食べ物では…
利尿作用 むくみ改善… あずき、大豆、黒豆、そら豆、冬瓜、緑茶、昆布、あさり、はまぐり、きゅうり、トマト、はと麦、とうもろこし、魚類(スズキなど) ただし、これらの食べ物は体を冷やす効果もあるので、冷え性の方は注意が必要です。 |
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発汗作用 体を温める…しょうが、ねぎ、にら、香菜、さんしょう、シナモン、しそ、ペパーミント、唐辛子、にんにく、海老など。 | |
ストレス緩和… おくら、わかめ、セロリ、にんにくなど。 | |
調整作用… お米、さつまいも、長芋、かぼちゃ、ナツメ、とうもろこし、はと麦、あずき、そら豆、魚類(スズキ、鯉など)など。 | |
食欲増進/気滞改善… しそ、らっきょう、ゆず、みかんの皮、さんしょう、香菜、ジャスミンなど |
Ⅱ、睡眠
十分な睡眠を取る事は、自律神経の乱れを整え気持ちを安定させてくれます。最低でも毎日7時間は睡眠時間が確保出来るようにしましょう。また、起床時間は毎朝同じ時間にすると、生活のリズムを安定させる事が出来ます。
快眠のために最適とされる環境は気温26度以下湿度50~60%です。
Ⅲ、運動
適度な運動を心がけると良いです。運動により筋肉を刺激し血行や新陳代謝を促進し、体に不要な水分や老廃物が体から排出されます。運動が苦手な方は、ストレッチなど簡単なエクササイズでも良いです。自分の体調や体力に合わせた、無理のない運動を行うようにしてください。また日頃から、なるべくエスカレーターやエレベーターの利用を避け階段を使うなど、筋肉に働きかける事を意識してみましょう。
☆ 食事、睡眠、運動、普段の生活習慣の意識が梅雨時の体調を左右します。
この時期は多くの方が体調を崩しやすく自分以外の家族や身近な人たちもだるさや疲労感、ストレスと闘っています!
お互いに気をつかいながら共に生活習慣を改善し梅雨を乗り切っていきましょう !!!