こんにちは!ありがとう整骨院です。
一般的な調査では、日本人の約6〜7割が猫背傾向にあると言われています。
それでは猫背の主な原因は?
- ・長時間のデスクワーク・スマホ使用
頭が前に出て、背中が丸まる姿勢がクセになる。 - ・筋力不足
特に背筋、腹筋、体幹の筋力が弱いと、良い姿勢を保てない。 - ・運動不足・姿勢のクセ
日常的に姿勢を意識していないと、悪い姿勢が定着する。 - ・精神的ストレスや自信の欠如。
気分が沈んでいると自然と前かがみになる傾向がある。
猫背がもたらす医学的根拠と影響は?
- 1.解剖学的変化(脊柱のアライメント)
・胸椎の後弯が過剰になり肩甲骨が前方に傾き肩が内旋することで丸まった姿勢になります
・筋肉のバランスも崩れ、特に:胸筋(小胸筋など)が硬くなり短縮してしまう。
・僧帽筋・菱形筋などの背中の筋肉が伸ばされて弱体化する。
・頸部の前側の筋(胸鎖乳突筋など)が緊張してしまう。
・頭部が前方に突き出る「フォワードヘッド」姿勢も伴いやすい。 - 2. 筋骨格系への影響
・肩こり・首こり・腰痛の原因
姿勢不良が筋肉のアンバランスや過緊張を引き起こし、慢性的な痛みを生じやすくなる。
・関節や椎間板への負荷
椎間板への不均等な圧がかかり、椎間板ヘルニアや変形性脊椎症のリスクが増加する。
・肩関節の可動域制限
肩甲骨の動きが悪くなり、五十肩やインピンジメント症候群につながることも。 - 3. 呼吸機能の低下
・胸郭が圧迫されるため、肺の拡張が制限され、換気量が減少。
・特に高齢者では、呼吸器疾患(COPDなど)の悪化因子になる。 - 4. 消化器系への影響
・腹部が圧迫され、胃や腸の働きが低下する可能性がある。
・便秘や胃もたれを訴える人もいる。 - 5. 神経系・自律神経への影響
・姿勢が悪いと交感神経が優位になりやすく、ストレス反応が増大する。
・睡眠の質の低下、集中力の低下、不安感の増大といった精神的症状がみられることも。 - 6. 加齢による円背と疾患リスク
・高齢者の猫背は「老人性円背」と呼ばれ、骨粗鬆症や圧迫骨折によって進行する。
・サルコペニアや転倒リスクの増加と関連。
・高齢者においては、死亡率の上昇との関連を報告する研究も存在します。
猫背の改善方法は?
- 1. 姿勢改善の意識づけ
・頭のてっぺんを糸で引っ張られているようなイメージで立つ
・骨盤を立てて、耳・肩・骨盤が一直線になるよう意識する - 2. ストレッチ&体操(おすすめ)
・肩甲骨まわし
・胸を開くストレッチ
・猫と牛のポーズ(キャット&カウ)
・壁に背中をつけて正しい姿勢を確認 - 3. 筋力トレーニング
・背筋(広背筋・僧帽筋など)のトレーニング
・体幹(プランクなど)
・腹筋(腹直筋、腹横筋)を鍛える - 4. 生活習慣の見直し
・長時間座りっぱなしを避け、1時間に1回は立って動く
・椅子や机の高さを自分に合ったものにする
・スマホを顔の高さで持つ(「スマホ首」予防)
・姿勢矯正ベルトを利用する
・スタンディングデスクを利用する
・バランスボールチェアを利用する
・姿勢モニター付きウェアラブル端末を利用する

気になる方はお気軽に、ありがとう整骨院までご相談ください😊
お一人おひとりに合わせた施術で、頭の先から体の芯まで整えていきます!
