こんにちは！！
最近、膝に痛みが出ているな。と感じたことはありませんか？？
階段を上るとき、下るときに出ることが多い膝の痛み。
悩んでいる方は多くいらっしゃると思います。
今日はそんな方のために
膝が痛くなる多くのメカニズムを話していきます！！
①疾患名
②症状
③原因
①変形性膝関節症
②膝を動かし始める時に痛みが出る
膝の動き制限
膝がきしむ・膝に水がたまる
③加齢や膝への負荷の蓄積による骨の劣化
①半月板損傷（はんげつばんそんしょう）
②膝がひっかかったような痛みを感じる
膝の曲げ伸ばしができない（ロッキング状態）
膝に力が入らない
膝関節部分がはれて膨らんでいる
③スポーツや事故による負担や蓄積
①膝蓋骨不安定症
②膝のお皿が大きく動いて不安定感や違和感ある
膝のお皿が度々外れて、はれたり痛みが出る
③膝のケガ、加齢、生まれつきの異常によって
膝蓋骨やその周辺の靭帯の変性すること
①膝蓋大腿関節症
②膝のお皿の上の方に痛みを感じる
膝のお皿が大きく動くようなズレている感じがする
膝の腫れやこわばりがみられる
③加齢や膝の使い過ぎによる骨の劣化。
膝蓋骨の脱臼（だっきゅう）による起こることもある
膝の使い過ぎや加齢による関節組織の老化、膝の病気やケガなどによって
関節軟骨は徐々ににはがれたり削り落ちていき、その細かい削りカスは
関節内を漂いながら関節包の内側にある「滑膜」という組織を刺激します。
ではなぜ痛みは発生するのか？
関節液には「サイトカイン」という物質が含まれます。さいとかいは痛みのもととなる
炎症を強める効果だけでなく、この物質の刺激によって周辺組織が緊張して
血行不良が続き関節の痛みが大きくなったり治りにくくなったりします。
そして次に関節の変形の段階についてです。
「第一段階」
（関節の状態）
日常やスポーツによって筋肉・腱・靭帯・関節包などの組織に負担がかかり
主に、膝の使い過ぎによって痛みが発生する。
関節軟骨には十分に厚みがあり、すり減りは見られない状態
運動時にみられる痛みは腱や筋肉がほとんど
膝の動かし始めに痛みが見られることが多く、休みと治る
「第二段階」
軟骨の水分が減り、ツヤがなくなり茶色がかっている。膝の動きともなって
関節軟骨がこすれ合い表面が羽毛立ってくる。
すり減った関節軟骨の破片が関節包の内側の
「滑膜」を刺激して関節包に炎症を起こす
これにより滑膜から関節液が異常に分泌され関節内に溜まる。
いわゆる、水が溜まる状態・（関節水症）
「第三段階」
関節軟骨がすり減っては変形し、さらにすり減るという繰り返しになる。
すり減った関節軟骨がとげのようになり、剥がれ落ちて骨が露出する。
軟骨のカスの刺激により膝に水が多く溜まるようになり炎症が何度も起こる
「第四段階」
関節軟骨がすり減って完全になくなる。骨と骨が直に接するようになる。
骨同士がこすれああてすり減りとげのようになり（骨棘）ができる
すり減る軟骨がなくなるため膝に水が溜まらなくなる。
本日は膝の炎症の知識についてでした！！
